 |
毎年、今年こそは上京し、生の書展をみたいと思っているが、最近はなかなかままならない状況になっている。
何かが起きる。
今年も、たくさんの画像を卒業生からいただいた。
画像は、三上石鳳君と今和希子さんが送ってくれた。
最近、書風が変わって来ているように思う。
余白を意識した作品に心が動く。
漢字作品も然り。
書はどう変化し、どんな芸術となるのが望ましいのか、まだ手探りである。
若者の作品に勢いを感じる。
やはり筆勢は魅力だ。 あとは構図。
余白の美しさは品格の高さに通じるだろう。
そんな作品を書きたいと思う。
細くとも空間を抱く作品。 勢いで飛び出る作品。
抽象の中からのメッセージ。
そんなことを考えながら、作品を鑑賞させていただいた。
掲載作者の敬称は略させていただきましたので、ご了承下さい。

三上石鳳
|

会場風景 (後期展)

今和希子

今和希子 (上の作品を拡大) |